2020.09.25

BASE、海外投資家から約120億円を調達 広告や人材に投資、コロナ禍の成長をさらに加速

ECサイト構築支援のBASEは9月24日、海外投資家向けの公募増資で約120億円を調達すると発表した。調達資金を広告宣伝費や人件費、採用費、運転資金などに投資する計画。コロナ禍で導入サイトが急拡大する中、大型の資金調達でさらに成長を加速する。

欧州やアジアを中心とする海外投資家向けに120万株を新規に発行する。今後、広告宣伝費として2022 年6月までに約41億円、人件費・採用費として2022年12月までに約20億円、運転資金として2022 年6月までに約31億円、M&A・資本業務提携の資金として2021年12月までに約31億円充当する計画。広告宣伝費や人件費・採用費及の資金使途については、2019 年 10 月の公募増資(新規上場時)の調達資金を優先的に充当し、不足分について今回の新株式発行による調達資金を充当する予定。

新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費、消費者のEC移行、実店舗のオンラインシフトの加速などにより、BASEのサービスを活用したECサイト構築が急増している。BASE事業における2020年1−6月期(中間期)の注文ベースの流通総額は前年同期比196.5%増の310億7100万円と大幅に事業が拡大している。

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