2020.09.24

DHC、招待制で「パーソナルサプリ」を発売 ヘルスケアデータから個別に成分配合、アプリで健康サポートも

ディーエイチシー(DHC)は9月23日、「DHCパーソナルサプリ」の招待制による完全受注販売を開始した。健康診断やカウンセリングによるヘルスケアデータを基に、一人ひとりに合わせた成分を配合。顆粒状のサプリメントを1回分ごとの個包装にまとめて提供する。独自開発のスマホアプリ「DHCパーソナルサプリ研究所」で顧客の健康状況のサポートも行う。



DHCは1995年から健康食品の製造販売を行っており、2008年には遺伝子事業を開始している。顧客の健康管理をサポートするため、目的別・体質別サプリを提供してきた。その過程で、パーソナルヘルスケアデータなどを包括的に組み合わせ、科学的なアプローチで分析することにより、パーソナル化したサプリメントを提供できる仕組みを研究してきたという。

その第一弾として、カウンセリング、健康診断結果から、顧客一人ひとりに最適な成分を導き出すシステムを開発。その最適な成分を最適な量で補うと共に、粒が苦手な方や嚥下機能が低下している人でも飲みやすい形を追求し、顆粒のパーソナルサプリを提供するに至った。


現在・過去・未来のデータ基に商品提供


「DHCパーソナルサプリ」は現在・過去・未来に渡る顧客のヘルスケアデータを段階的に分析し、商品を提供するのが特徴。 日々のカウンセリングによる「現在の健康状態」、健康診断結果の蓄積による「過去の健康状態」、遺伝子検査結果による「未来の様々な健康リスク」の総合データからのサプリメントを提案することを目指している。第一弾ではカウンセリングと最新の健康診断結果からサプリメントを配合し、提供する。



今回、販売を開始する第一弾では最大18種類の成分を配合する。 DHC独自の処方ロジックにより、ベース成分11種類のほか、カウンセリングや健康診断のデータに応じたパーソナル成分3~7種類を選択でき、最大18種類の成分を配合して提供することが可能。



一人ひとりの状態にきめ細かく対応し、最適な成分を最適な量で配合することと共に、粒が苦手な方や嚥下機能が低下している方への飲みやすさにもこだわった結果が「顆粒」での提供となった。サプリの成分を顆粒状にして組み合わせ、必要な成分をたった一袋で補えるよう設計している。



独自開発のスマホアプリ「DHCパーソナルサプリ研究所」では、チャット形式のカウンセリングや、カメラによる健康診断結果取り込みなどで顧客の健康状況を把握する。使いやすさも追求し、顧客の健康サポートのためのさまざまな最先端技術を活用した機能拡充を続けていく予定だという。



無料の電話窓口「DHCパーソナルサプリ相談室」も開設する。健康に関する悩みや質問は、医師、薬剤師、管理栄養士などの医療系資格を有するスタッフが個別にサポートする。



「DHCパーソナルサプリ」の価格は4860円~1万9710円(ともに税込)。配合成分によって価格は異なる。通販限定で販売する。専用スマホアプリ「DHCパーソナルサプリ研究所」からDHCオンラインショップに遷移して購入する。まずはDHC会員た申込者を対象とした招待制の完全受注販売となっており、購入には「招待コード」が必要となる。


「DHCパーソナルサプリ」
https://pslab-web.dhc.co.jp/

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