2020.09.24

【インタビュー】薬事法広告研究所 稲留万希子副代表〈受講者数3~4倍 景表法セミナーを10月開催〉


DCアーキテクトが運営する広告クリエーティブ支援の薬事法広告研究所は10月6日、景品表示法を解説するオンラインセミナー(ウェビナー)を実施する。「120分で基礎から実践までを理解する!『景品表示法』」と題し、同研究所の稲留万希子副代表が講師を務める。稲留氏にオンラインセミナーの受講状況や、景表法セミナーのポイントなどを聞いた。


受講者増の要因、録画配信を利用

当研究所のセミナーはもともと集合型で、1回の受講者数は70~80人だった。ウェビナーの練習を兼ねて5月、機能性表示食品のセミナーを開催したところ百数十人が受講した。化粧品をテーマに本格的にウェビナーを開催したり、8月下旬と9月上旬に健康食品をテーマにウェビナーを実施したりしたときは、従来の3~4倍の受講者数となっている。

受講者数の増加はZoom(ズーム)を利用して簡単に受講できるとともに、ウェビナーの場合、受講料も若干割安にしている。通常1人1万5000円のところを1万2000円に設定した。受講者のエリアを聞いたところ、1都3県以外が4割、残りの6割が1都3県だった。移動せずに受講できることがプラスになっている。

これもウェビナーを実施して分かったことだが、実際の出席者数は申込者の9割ぐらいだ。残りの受講者は録画配信を利用している。オンラインでできることと、録画機能の利用が受講者数の増加要因となっている。

次回のセミナーは10月6日、景品表示法をテーマに実施する。今回のセミナーは構成そのものを見直し、10分間の休憩を挟み120分間で景表法の概要と実践が理解できる内容となっている。1週間の録画配信機能もあるので、セミナー当日都合が悪かったとしても受講できる。クイズやQ&Aも取り入れており、講師が質問して、回答項目を選べる投票機能も付いている。その結果は瞬時に集計できるので、受講者に結果を伝えることもできる。Q&Aは講義中に質問でき、質問に対しては当研究所のバックオフィスがリアルタイムで回答している。

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