2020.09.24

【記者コラム】「○○放題」の秋

「読み放題」。本や雑誌など活字を読むことが好きなので、個人的には「食べ放題」よりも好きです。自宅にいるとき、手持ちの本に読み飽きると、通販カタログを1ページずつじっくり読んでいます。通販カタログも読み尽くしてしまったときは、地域の情報紙に目を通しています。

ブックウォーカーは、小説系と漫画系、二種類の定額制読み放題サービスを展開しています。小説系の読み放題は、昨年12月からサービスを開始。角川文庫の書籍とライトノベルを読み放題としています。利用料金は月に760円(税抜)から。1万冊以上のライトノベルや文庫が読めるそうです。

ちなみに漫画系の読み放題は、今年4月からサービスをスタートしました。こちらも、サービスの利用は月に760円(税抜)から。漫画は、単行本だけでなく漫画雑誌も含みます。単行本は1万5000冊以上、漫画雑誌は70誌以上読めるといいます。

昨今、サブスクリプションサービスが一気に増えました。動画視聴サービス、ビジネス向けのソフトウェアサービスなど、さまざまです。ちなみに市街地でよく見かけるのは、「飲み放題」だったりします。

コロナ禍で自宅にいる時間が長い昨今、趣味の幅を広げるのは絶好の機会だと思っています。アウトドアの趣味は難しいかもしれませんが、インドアでできることなら、新たな「○○放題」にチャレンジしやすいのでは。定額制サービスを利用すれば、初期投資の費用がほとんど発生しないので(長編の本を大人買いするなど……)、挑戦しやすいですね。

取材のとき、ブックウォーカーの担当者は「こうした新しいサービス形式によって、これまで電子書籍はもちろん、紙の書籍や漫画に触れる機会が少なかった方々にまで、本を読むきっかけになれば嬉しい」と話していました。

読書の秋、食欲の秋、運動の秋……。今年はどんな秋にしようか、楽しく悩んでいます。

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