2020.09.10

LINEで飲食店などの予約ができる「LINEで予約」を11月に提供開始 「ぐるなび」との連携も発表

ビジネスカンファレンス「LINE DAY 2020」で発表

LINEは9月10日、個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」において、オンライン予約やトークでの予約が可能なサービス「LINEで予約」を11月から提供すると発表した。ファーストパートナーとしてぐるなびとの連携を開始することも発表した。

「LINE公式アカウント」は、個人や企業、店舗が「LINE」上にアカウントを作り、「友だち」となっているユーザーに対してメッセージ配信を行うことができる。大規模企業や中小企業、飲食店などをはじめとする店舗など、幅広い業界・業種で顧客とのコミュニケーションツールとして活用されている。

9月10日に開催したLINE Business Conference「LINE DAY 2020 ーTomorrow’s New Normalー」のセッション「New Normal×Local Business」では、コロナ禍がもたらした “新しい日常=New Normal” においても、ユーザーと店舗や地域、そして街全体を密接につなぐことでローカルビジネスをサポートしていくことを発表した。

さらに今回、LINE公式アカウント上でオンライン予約やトークでの予約ができるサービス「LINEで予約」を提供すると発表した。「LINEで予約」は、LINEが持つ店舗情報ページや店舗が持つLINE公式アカウントのプロフィールからオンラインでの即時予約や、LINEのトーク(通話)を通じた有人または自動応答での予約が可能なサービス。アプリを切り替えることなく、LINEの中で直接予約をすることが可能になる。



コロナ禍においては、予約をせず気軽に飲食店などの店舗を訪れる機会が減少することで、非対面でもスムーズに店舗を利用するための選択肢がさらに求められていくと予想される。「LINEで予約」によって、LINEの中で行きたいお店を検索し、その店舗のプロフィールでお店の情報をチェックした後に、そのままスムーズに予約をする、といったシームレスなユーザー体験を提供する。

「LINEで予約」のファーストパートナーとして「ぐるなび」と連携を開始する。「ぐるなび」加盟飲食店のうち、席のみ指定でのオンライン即予約に対応している店舗において、LINEからの予約が可能となる。



飲食業界における豊富な知見と5万1640店(6月時点)の有料加盟飲食店とを保有する「ぐるなび」と、8400万人(6月時点)のユーザー基盤を持つLINEとの協業を通じて、今後訪れるNew Normalの時代に合った新たな外食体験の実現を目指す。

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