2020.09.09

ヤマト運輸、フリマアプリなどの「ネコポス」対応サイズを厚さ3㎝に拡大 10月1日発送分より適用

ヤマト運輸は9月9日、10月1日より個人間取引サイト(フリマ・オークションサイト)などの事業者を対象に、「ネコポス」の取り扱いサイズを現行の厚さ2.5㎝以内から3.0㎝以内に拡大すると発表した。利用者のさらなる利便性向上に貢献を図る。

「ネコポス」は、宅急便レベルのスピード輸送と配達時のタイムリーな情報提供で受け取りの利便性を高めた、法人向けの「小さな荷物」のポスト投函型サービス。通販事業者などの法人や各種団体、個人事業主がヤマト運輸と契約したうえで利用できる。今回の変更の対象となるのは、フリマ・オークションなど個人間取引サイト事業者などに提供するサービス「配送連携API」利用の事業者のサイト(「メルカリ」「ヤフオク!」「PayPayフリマ」など)で、商品を購入・発送する個人の利用者。10月1日発送分から、「ネコポス」の取り扱いサイズを従来の厚さ2.5㎝以内から、3.0㎝以内まで拡大する。なお、大きさや重さについては変更はない。



新型コロナウイルス感染拡大の影響でEC需要が高まる中、事業者からの商品購入に加え、フリマ・オークションサイトなど、個人間取引の利用者が急増している。それに伴い「ネコポス」も取扱量が急増し、特にポスト投函による非対面での受け取りを希望する利用者から高い評価を得ているという。

その一方で、様々な商材を購入、出品したいという利用者から、厚さ2.5㎝を超える商品にも「ネコポス」を利用したいという声が多数寄せられたとし、こうしたニーズに応えるため、取り扱いサイズの厚さ変更に至ったとしている。同社では今後も、引き続き拡大が予想されるECによる個人間取引市場に対して、出品者、購入者双方にとってより安心で利便性の高いサービスの提供を目指していくとしている。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事