GMOペパボは2月25日、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される状況を考慮し、3月28〜29日にさいたまスーパーアリーナで開催を予定していた「minneのハンドメイドマーケット2020」の中止を決定した。安全を第一に考え、協議を重ねた結果、すべての参加者の安全確保が困難であるとの判断から中止に至ったとしている。
「minneのハンドメイドマーケット2020」は、国内最大級のハンドメイドマーケット「minneミンネ byGMOペパボ」が主催する対面型の大規模販売イベント。2日間で合計1600ブースが出展し、約4万人の来場を想定していた。すでに支払いされている費用（出展ブース代金・オプション備品代金・入場チケット代金・出展ブースキャンセル料）は全額返金する。
同社では「ご来場およびご出展を楽しみにしてくださっていた皆さまをはじめ、開催に向けてご尽力いただきました関係者の皆さまにおかれましては、大変ご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。
この度の開催中止に伴い、同イベントを楽しみにしていたユーザーへ配慮し、オンラインイベントの開催を決定。minneユーザーがSNSで発信した「エアハンマケ」というキーワードのもと、「minneのハンドメイドマーケット2020」特設サイト内での特別販売やイベント限定SNS企画などさまざまなオンラインコンテンツの準備を進めているとしている。
GMOペパボを含むGMOインターネットグループは、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、1月27日より在宅勤務体制に移行するなど、新型コロナウイルスの感染予防対策を講じている。
「minneのハンドメイドマーケット2020」 
