2020.09.02

【記者コラム】広がる「ギフト」の形、おせち贈る人も

ハースト婦人画報社が8月31日に発表した調査結果(※)によると、おせちの購入方法は「通販・ネット注文」を利用すると回答した人が最も多かったそうです。 店舗に足を運ぶよりも、便利な通販を利用する人が増加傾向にあるのだとか。おせちの購入方法を尋ねる質問項目に回答した人のうち、56.5%が通販やネットを利用すると回答しています。

ちなみに、購入方法の2位は「百貨店店舗」、3位は「料亭・レストランのおせちを直接」、4位は「スーパー」でした。価格は1万円から3万円のおせちを選ぶ人が多く、おせちを食べるときの平均人数は3.9人ということでした。

意外だったのは、「おせちをギフトとして贈ってみたい」と回答した人が51%と過半数になったこと。おせちは「どれにしようか」と各家庭が選ぶところから始めるイメージがあったため、少し驚きました。

おめでたい日の特別な料理なので、贈り物にも最適と言えるのかもしれませんね。遠方で暮らしている家族など、食の好みをよく知っている仲なら、より贈りやすいでしょう。

いまや、動画付きのメッセージカードや、飲食店で使えるサブスクリプションサービスであってもギフトとして贈ることができる時代。B-Rサーティワンアイスクリームは、毎日店頭でアイスクリームを受け取ることができるデジタルギフトを販売しています。

実体のないデータや、定額サービスように、ギフトとして贈ることができないものはもはや、ないといっても過言ではないのかもしれません。

既成概念を脱し、贈り手に喜んでもらえる「ギフト」を思案するのは、これからの時代の楽しみの一つですね。


※ハースト婦人画報社とリンベルが共同運営するECサイト「婦人画報のお取り寄せ」のユーザーを対象に、今年8月11日~8月17日にネット調査。有効回答数は3854人。

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