2020.08.29

「ネクストエンジン」、5月に契約社数4000を突破 複数倉庫対応にも着手

Hamee 比護則良取締役

Hamee(ハミィ)が提供するネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」は今年5月、契約社数が4000社を突破した。導入社数は業界トップクラスの座を確固たるものとしている。弱みとなっていた複数倉庫対応にも着手し、盤石のサービス体制を構築する方針だ。

「ネクストエンジン」は、複数倉庫対応に向けて機能強化を進める。「現在、取り組んでいるインフラの強化のめどが立ったタイミングで取り掛かる。そう遠くはない話だ」(比護則良取締役)と話す。

「ネクストエンジン」は外部パートナーが開発した機能をアプリとして導入企業に提供しており、付加機能は日々拡充している。複数倉庫対応などの標準機能も強化することで、さらに導入企業の獲得を進める。

今年3月に開設した滞留在庫を販売するECサイト「RUKAMO(ルカモ)」との連携も強化する考えだ。「ネクストエンジン」の導入企業が効果的に滞留在庫を解消できる仕組みを提供する。

今年7月にはAI全自動メルマガ運用アプリ「manekine(マネキネ)」の提供を開始した。

「メルマガの課題は手間がかかる割に、そこまで大きな成果が得られない点。そこを解消できるソリューションだ。クローズドベータテストとして提供し、続けて利用したいという声をいただいている。改善を進めて、本格提供を目指している」(同)と話す。

営業面ではセールパートナーとの連携を強化し、新規導入企業の開拓を進めている。



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