2020.08.29

 アクアリーフ、商品登録ツールを刷新 「助ネコ商品登録Ver.2」で出品済みデータに対応

EC事業者向けクラウドシステムを展開するアクアリーフは8月4日、提供する商品管理サービスの全面リニューアルを行った。モールに出品済みの商品データの取り込みに対応するなど、機能面を強化し、効率的な多モール展開を支援する。

「助ネコ商品登録Ver.2」は、自店の商品を各ネットショップへまとめて出品することができる商品一括出品管理システム。同社が2013年から提供している「助ネコ商品登録」を全面的にリニューアルしたものだ。

「導入事業者の方から寄せられた声なども参考にし、業務効率化につながる新たな機能を中心に、既存サービスを大きく強化した」(助ネコ事業部マーケティング営業グループ サポートリーダー兼開発リーダー・池田忠久氏)と話す。

リニューアル後の大きなポイントとして、①データ取り込み機能②出品予約機能③商品画像管理機能――といった新機能を打ち出している。

「データ取り込み機能」により、サービス導入以前に各モールに出品していた商品管理にも対応。「助ネコ商品登録Ver.2」にデータを取り込むことで、他モールへの一括登録や上書きといった管理が可能になった。

「既存商品の管理に対応したことが、特に好評をいただいている」(同)と手応えを示す。

同社が提供する在庫管理システムと商品マスタを統一し、各サービス間のより効率的な連携も強化した。

「助ネコ商品登録Ver.2」は現在、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」「カラーミーショップ」など9つのECモール・カートシステムに対応している。今後、「お客さまの要望に応じて、対応システムも順次増やしていく」(同)計画だ。

リニューアルに伴い、料金体系の見直しも行った。従来のプランに加え、商品登録件数が少ない店舗でも気軽にサービスを導入できる安価なプランも開始した。新設の「Sプラン」は、初期費用が税抜3万円、月額利用料が同1万円。商品登録件数の上限を1000件に設定している。



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