2020.08.27

「クロスモール」、導入企業数1500社突破 「自動処理の自由度」「サポートの手厚さ」が決め手に

アイル CROSS事業部 本守崇宏マネージャー

<インタビュー>アイル CROSS事業部 本守崇宏マネージャー


アイルが提供する複数ネットショップの一元管理ASPサービス「CROSS MALL(クロスモール)」の導入企業が1500社を超えた。自動処理機能の自由度の高さやサポートの手厚さ、連携しているモールの幅広さなどが導入の決め手となっている。CROSS事業部の本守崇宏マネージャーに、コロナ禍での導入状況や導入企業が伸びている要因について聞いた。


――新型コロナウイルスによりEC市場は拡大しているが、「クロスモール」にも影響はありますか?

問い合わせ件数は増えています。6月には過去最高の問い合わせ件数を記録しました。中小ネットショップの受注が増えたことで、自動処理機能がある「クロスモール」を採用してくれたり、リアルをメインに展開してきた大手企業がECをテコ入れするために、モールとの連携に強みがある「クロスモール」を導入してくれたりしています。

運用方法まで提案


――競合システムではなく、「クロスモール」が選ばれている要因は?

受注管理などの自動処理機能の自由度が高い点が好評です。自動処理のステータスを自由に作れるので、導入企業の業務に合わせた設定を作ることができます。ただ、「自由と言われてもどう設定したらいいか分からない」という声もあります。

当社では導入企業さまごとに専任の担当者を付けて、設定のサポートをしています。導入企業さまの運用状況をヒアリングし、ステータスの割り振りの仕方や自動処理の設定の方法などをアドバイスし、効果的にシステムが稼働するようにしています。

サポート担当者もさまざまな企業の運用方法を把握しているので、「他社でこういうやり方をしてうまくいっているケースがあるので、御社でもこうしたらいいのではないですか」と提案することもあります。導入企業さまからは「サポートがいいですよね」と言っていただけることが多いです。

――機能面で競合システムが対応できずに「クロスモール」に依頼が来るケースもありますか?

例えば、競合システムがエリア別・商品別で宅配会社の振り分けを設定できないという理由で、「クロスモール」を採用していただくケースがあります。自動処理を細かく設定できるので、「この地域にこの商品なら佐川急便で送る」「この地域にこの商品ならヤマト運輸で送る」といった振り分けを、注文が入った瞬間に自動で切り替えることができます。宅配会社の配送料が上がったときから、そのニーズが増えました。


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