楽天は8月19日、自動車関連の総合サービス「楽天Car」において、中古車販売に特化した新たなプラットフォームの運営を開始した。自動車関連サービスのEC化を推進し、「楽天Car」におけるサービス領域の拡大を図る。
中古車販売プラットフォームでは、「走行距離」「年式」「ボディタイプ」「販売エリア」などによる商品の絞り込み機能に加え、1台あたり最大80枚の画像、車両装備や運転支援機能などの情報を活用しながら、中古車の購入を検討できるという。また購入金額に応じて、100円（税込）につき「楽天ポイント」1ポイント（通常ポイント）を付与する。
同プラットフォームには、楽天グループの楽天カーが運営する「楽天Car直販店」および、プロトコーポレーションが運営する「グーネットモール」が出店し、８月時点で10万台以上の中古車を掲載。「楽天Car直販店」では、車の外装や内装をページ上で360°回転して確認できる写真（360°view）や傷まで見える詳細写真などを掲載しており、車両を隅々まで確認することが可能。商品の比較、検討、購入契約、納車までの手続きを実店舗に出向くことなくオンラインで行うことができるほか、1年間無料の「楽天Car保証」も利用可能できる。一方、「グーネットモール」では、プロトコーポレーションが運営する国内最大級のクルマ・ポータルサイト「グーネット」で提供している車両状態開示サービス「ID車両」が付帯されている中古車を購入することが可能だ。
中古車販売プラットフォームのサービス開始に伴い、「楽天Car」「楽天Carオークション」「楽天Car車検」「楽天市場」の利用がお得になるポイントキャンペーン「楽天Carオープン記念ポイント祭」を開催している。キャンペーン期間は9月11日まで。
楽天はこれまで、「楽天Car」において、自動車の買取オークション、車検予約、タイヤ取付サービスなど様々な自動車関連サービスを展開してきた。ECモール「楽天市場」では、中古車等の販売も行ってきた。ウィズコロナ・アフターコロナ社会において、自動車販売のさらなるEC化や、家族や個人での移動手段としての自動車の需要が高まることが予測される中、中古車販売店と共に多様な社会的ニーズを満たしていくために、中古車販売に特化したプラットフォームの提供に至ったとしている。
「楽天Car」
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