2020.08.18

「ブランディア」がアジアのECモール「Shopee」出品 まずは台湾とタイで中古ブランド品を販売

BEENOSの連結子会社であるデファクトスタンダードは8月18日、ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」を東南アジア・台湾最大級のマーケットプレイス「Shopee」出品し、台湾、タイでの販売を開始した。BEENOSグループのグローバルEコマースのノウハウを生かし、日本のリユース品を世界へと販売する戦略の一環だ。

デファクトスタンダードはこれまで、国内のマーケットプレイスとともに海外マーケットプレイス「eBay」にも出品し、海外では主にアメリカを中心に販売を行ってきた。2018年には eBayにおいて「セラー・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなど、海外での販売実績を上げていた。2020年7月にはフランスに拠点をもつ欧州最大規模の中古ブランド品マーケットプレイスである「Vestiaire Collective」との業務提携を開始するなど、海外への販路拡大を図っている。

「Shopee」は台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムの5地域においてショッピングアプリのダウンロード数がナンバーワンとなっており、2015年からオーダー数が約80倍と急成長している東南アジア・台湾最大級のマーケットプレイスだ。今回、デファクトスタンダードがアジア圏での販売を本格的に開始するため、「Shopee」での出品開始に至った。

まずは台湾、タイのユーザー向けに出店し、徐々に東南アジア各国へ販売を広げていく。デファクトスタンダードはラグジュアリーブランドの買い取りを強化するため、2020年6月に恵比寿、同年7月には新宿に買い取り専門店を開設した。台湾とタイは親日国で日本の商品の人気も高く、中古ブランド市場の需要も高いため、ラグジュアリーブランドの販売チャネルとしても親和性が高いと考えている。

海外の販路はさらに拡大する計画だ。売り先が広がることで、買い取り価格を高めることもできると考えている。

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