2020.08.17

オンライン薬局「YOJO」、LINE公式アカウントの友だちが1万人突破 「不定愁訴」の悩み相談が中心

YOJO Technologiesは8月17日、オンライン薬局サービス「YOJO」において、2020年8月13日に「LINE公式アカウント」の登録者数が1万人を突破したと発表した。2019年7月のサービス開始から、およそ1年での突破となる。

「YOJO」は、コミュニケーションアプリ「LINE」を使い心身の悩みを相談できるオンライン薬局サービス。寄せられた悩みには、薬剤師が体質に合った医薬品を無料で提案。購入から配送・アフターフォローまでをオンラインで完結させることができる。現在は、女性の約8割が自覚症状があると言われている不定愁訴(「頭が重い」「イライラする」などの「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状)の悩みを中心に展開しており、主に漢方薬を提案・販売している。

ユーザーとのコミュニケーションをオンラインで完結させ、従来型の薬局・ドラッグストアで薬剤師が行っていた単純業務を自動化することにより、一般の漢方薬局では月額数万円以上で販売されている医薬品を月額数千円で販売することが可能になったとしている。また「YOJO」で医薬品を購入するユーザーは、日々の体調不良・他の薬との飲み合わせ・生活習慣などについて、いつでも気軽に薬剤師に相談することが可能だという。

同社は、医師で臨床の経験もある辻裕介代表取締役と、機械学習エンジニアの上野彰大取締役の2名が、2018年12月に創業したスタートアップ企業。セルフメディケーションが国を挙げて推進されるなか、医療者ではない個人がセルフメディケーションを行うためには適切なサポートが必要であり、その仕組みは未だ十分とは言えない状態であるとし、医療技術とIT技術を掛け合わせ、東洋に古くからある「養生」の概念を現代人が再び実践できる社会にしたいとの想いから「YOJO」の提供に至ったとしている。

昨今では新型コロナウイルスの影響により、「病院に行くハードルがあがったのでオンラインで相談から購入までできるのはありがたい」「外出自粛のストレスのせいか症状が悪化していたので、心身の状態をしっかりカウンセリングしてもらい安心した」といった声も寄せられているとし、withコロナの社会において、より求められるサービスになっていることを実感しているとの考えを示した。現在は女性の不定愁訴を中心としたサービスを提供しているが、今後対応できる症状や取り扱う医薬品を順次拡大していく予定としている。


オンライン薬局サービス「YOJO」
https://yojo.co.jp

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