2020.07.26

「ebisumart」のインターファクトリーがマザース上場 クラウド型EC構築サービスの実績トップ級

クラウドECプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」を提供するインターファクトリーは7月20日、東証マザースへの新規株式上場が承認されたと発表した。上場予定日は8月25日。「ebisumart」はカスタマイズに対応するクラウド型のECサイト構築サービスとして構築実績がトップクラス。ASPカートのような機能の最新性とパッケージのような機能カスタマイズの柔軟性を兼ね備えている点を強みとして、大手・中堅事業者の650サイト以上を構築している。

 「ebisumart」はアパレルや食品、インテリア、趣味関連など幅広いカテゴリーで導入実績を積み重ねている。2019年6月にBtoB企業向けの機能開発を行う専門部署を設置したこともあり、現在は導入企業の30%をBtoB企業が占めるまで伸びている。2019年5月期の売上高は、前期比12.2%増の15億289万円だった。

インターファクトリーは2010年1月、「ebisumart」の本格提供を開始した。カスタマイズに対応する国産のクラウド型ECプラットフォームとしてはパイオニア的存在。年間220回ほどの無料アップデートで最新の機能を活用でき、個別の機能カスタマイズでもオムニチャネルやシステム連携など柔軟に対応する。クレジットカード取引に係るデータセキュリティーの国際規格PCI-DSSに準拠しており、セキュリティー面も強化している。 

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