2020.07.23

ユニクロ、コロナで3−5月のEC売上は47.7%増 第3四半期で19.4%増の806億円 

ユニクロの2019年9月―2020年5月(第3四半期)におけるEC売上高は、前年同期比19.4%増の806億円だった。3―5月のEC売上高は、同47.7%増の281億円と急増している。デジタル広告やテレビCMでECサイトへの誘導を強化したことが奏功した。
 
新型コロナウイルスの影響で国内ユニクロ事業の3―5月の売上高は、同34.0%減となった。3月下旬から5月上旬にかけて全813店舗のうち最大で311店舗を臨時休業したことが影響している。
 
一方、EC事業を強化するため、デジタル広告やテレビCMを活用し、ECサイトの集客を拡大した。さらに、アプリ会員向けに特別限定価格での販売施策を実施したことなどにより、新規顧客が大幅に増加した。
 
第4四半期はリアル店舗およびECでも売り上げ拡大を見込んでおり、2020年8月期のEC売上高は前期比2桁増収になる計画だ。

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