2020.03.06

【楽天SOY2019】127店が語った”楽天攻略法” <受賞店に「成長要因」「送料無料対策」を聞いた>


[4]特別賞



■NATIONS賞《大賞》 「tu_hacci(ツーハッチ)」


代表取締役 國安秀之輔氏


チームの努力が結実

有力EC店舗が他の店舗のコンサルティングを行う「R‐NATIONS(アールネーションズ)」のリーダーとしてチームを率いてきた。受賞はチームメンバーによる努力の結果だと受け止めている。現在はネーションズ期間が終了し、店舗は個々に売り上げ伸長に向けて努力している状況だ。引き続き成長していくことを2020年も期待したい。他の賞の獲得も目指していく。



■ NATIONS賞 「おもしろ雑貨通販エランドショップ」



Web事業部・部長 福山学氏

品ぞろえの拡充

品ぞろえを増やしただけでなく、他店では扱っていないニッチな商品を積極的に販売していった。ネーションズ賞なので、当社がリーダー店舗となって、他店の育成に努めたことで、当社の成長にもつながった。今後は動画を活用したページ作りや、オリジナルやOEMを含めた商品開発に注力し、プライベートブランドの商品展開を行っていく予定だ。



■ ふるさと納税賞《大賞》 「宮崎県都城市」


市長 池田宜永氏

商品ラインアップを強化

商品ラインアップを強化したことが受賞の要因だと思う。特に人気商品の肉や焼酎の取り扱いを拡充した。現在、約110社の商品に対応している。2020年も新商品を引き続き増やしていきたい。また、商品をより多くの人に知ってもらえるようなイベントも企画していきたい。楽天が送料無料ラインを3980円に統一することに関して、特に影響は出ないと考えている。



■ ふるさと納税賞 「北海道白糠町」


町長 棚野孝夫氏

感謝の気持ちでフォロー

うちの町に寄付をいただくというご縁をいただいた方々を、徹底してしっかりと感謝の気持ちでフォローさせていただいたことが受賞につながったと考えている。多くの方々にかわいがっていただいて、今日がある。返礼品についても、丁寧な製品づくりを心掛けていきたい。かわいがっていただける方々に、充実した対応を提供していきたいと考えている。



■ ふるさと納税賞 「山形県寒河江市」


寒河江市企画創成課 さがえブランド戦略室室長補佐 斎藤努氏

市の「宝物」並ぶサイト

受賞は生産者の皆さんのおかげだと思う。「ふるさと納税で寒河江市を応援してくれる人に、農産物の中でも『宝物』と言える質の良い物だけを返礼品として贈りたい」と生産者が思ってくれたからこそ、サイトを訪れる人が応援してくれたと思う。質の良い物を出品すると、買い物だけでなく寄付もしてくれるファンの育成につながる。2020年も寒河江市の「宝物」を届ける。



■ 新人賞 「鶴西オンラインショップ」


次長 大鶴こずえ氏

広告投資を積極化

認知を上げるため、広告投資を積極的に実施した。それによって、売り上げを上げることができた。同時に、顧客の目に触れる機会も増えたことで、新規顧客も獲得できた。SNSも積極的に活用し、LINE@やメルマガの販促施策を実施していった。今回は新人賞だったが、次回はジャンル賞を取りにいきたい。大きな目標に向けて販促チーム全員で取り組んでいく。



■ 新人賞《動画大賞》 「インテローグ」


人事部長 秋庭典子氏

初年度ながら品数多く

お客さまに寄り添って行ってきた商品開発やカスタマーサポートが評価されたとみている。道半ばではあるが、ショップ内の写真の内容や、買いやすさを改善させてきたことも受賞の要因ではないか。出店初年度の店舗にしてはインテリアの品数を持っていたことも支持された要因だろう。
新人店舗なので今年も勉強を続ける。一つ一つの言葉を大事にしながら、品質の向上などに取り組んでいく。



■ 新人賞 「コンタクトレンズ通販のグランプリ」


代表取締役社長 前田浩明氏

利益度外視で攻めた

2018年1月のオープンから2年目でSOYを受賞することができた。2019年は利益度外視で攻めた1年だった。販売で得た利益を広告費にどんどん回し、顧客を取りにいったことが、SOY受賞という結果につながったと考えている。今年も昨年と同様、攻めの姿勢を継続し、新規顧客の開拓、販路拡大を図っていきたい。より大きくなっていこうと考えている。



■ CSR賞 「オーガニックSHOPメイドインアース」


代表取締役 前田剛氏

悲願の「CSR賞」受賞

オーガニックコットンの製品を手掛ける当社にとって、「CSR賞」はSOYの中でも一番欲しかった賞。心からうれしく思う。受賞の要因は、この1年単体での取り組みでは表現できない。約25年前のブランド開始以来の積み重ねを評価してもらえた結果だと認識している。今後も安心して使用できる商品を提供できるよう、生産者やスタッフ、ECCさんと取り組んでいきたい。


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