2020.07.14

【ozie柳田敏正の「ECの未来 裏話」】第3回「キャッチコピーにつける数字の魅力」

今回のゲストはバスリエの松永武氏

今回のゲスト: バスリエ 松永武社長

「ECの未来」へようこそ。ネットショップ運営代行のサヴァリがプロデュースする動画メディア「ECの未来」では、さまざまな対談を紹介しています。本連載では、対談動画の本編では紹介できなかった裏話や、私の私見を取り上げていきます。ユニークな取り組みをしているゲストの人柄も紹介します。

今回の「ECの未来」に登場したゲストは、お風呂グッズのECを展開するバスリエの松永武社長です。松永社長は、お風呂グッズの専門家として、「マツコの知らない世界」をはじめ、たくさんの番組に出演していることで有名です。最近では、芸能事務所にも所属したそうです。

動画の本編では、「どうやったら、テレビにそんなにたくさん出演できるのか」について、詳しく話を聞いています。松永社長は、「自分がかかわる業界における『ポジショニング』が大切だ」と話します。

業界の中で、「詳しく語れる」というポジションを確立させることで、メディアから声をかけられるようになるそうです。結果的に、名前が売れ、ECサイトへ安定的に集客できるようになるというわけです。

私が、「これはメディアから呼ばれる」と注目したのが、松永社長のキャッチコピーです。松永社長は、「5万種類のお風呂グッズを試した男」と、メディアで紹介されます。この「5万種類」という数字が、分かりやすくて、番組担当者の目につきやすいのでしょう。

松永社長は、お風呂グッズのECを始めた当初は、決して運営資金が豊富にあったわけではなかったそうなのですが(銀行の預金残高が数万円だったという裏話も)、実際にお風呂グッズを5万種類試したことで、キャッチコピーがついて、専門家としてメディアに呼ばれるようになったそうです。

その情熱にはすさまじいものを感じます。

私はワイシャツのECを運営していて、ワイシャツの専門家でもありますが、テレビには頻繁に出ていません。同じ一つの専門家でも、メディアに注目されるかどうかには、やはり、注目しやすい数字が付いた「キャッチコピー」があるかないかが大きく影響しているのではないでしょうか。

 動画の本編では、キャッチコピーの話のほかにも、テレビに呼ばれるようになった当初のエピソードや、自社ECサイトのコンテンツを整理する方法などについて、語ってくれています。ぜひ2本続けてご覧ください。


#35はこちら▶▶https://www.youtube.com/watch?v=fUlAjlwrvUQ


 


動画メディア「ECの未来」とは・・・ワイシャツのECサイト「ozie(オジエ)」を運営する柳田敏正社長がMCを務める、対談形式のラジオ風動画メディア。毎回、ネットショップの店長やECのコンサルタントをゲストに迎え、柳田氏がゲストの独自の取り組みについて掘り下げている。

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