2020.07.06

ショップスタッフと顧客がアプリでつながる 「Yappli」と「STAFF START」が連携

バニッシュ・スタンダードの小野里寧晃代表(写真左)とヤプリの庵原保文代表

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリは7月6日、実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進する アプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を展開するバニッシュ・スタンダードとサービス連携の開始を発表した。

アプリの開発・運用・分析がオールインワンの「Yappli」は、ブランドと顧客をつなぐプラットフォームとして多くのアパレルブランドの公式アプリを支援している。「STAFF START」のコーディネート投稿機能は、ショップスタッフが撮影したコーディネート画像を手軽に自社サイトやSNSに投稿できる。コーディネート投稿に商品情報を紐づけることもできるため、投稿による売り上げを可視化し、スタッフの評価に活用できる。


「STAFF START」によるコーディネート投稿のイメージ

今回、「Yappli」と「STAFF START」の連携により、店舗スタッフと顧客のつながりをより強化できるという。具体的には、「STAFF START」を通して店舗スタッフが自社サイトへ投稿したコーディネート画像を、自動でネイティブアプリ化し、配信できるようにした。今後、ユーザーがお気に入りのスタッフを登録し、プッシュ通知でコンテンツの更新情報を受け取ることが可能な機能開発を予定しているという。

TSIグループの「ROSE BUD(ローズバッド)」は、「ROSE BUD公式ショッピングアプリ」において今回の連携機能を先行導入している。

アプリ担当者は、「お客さまが体験する『洋服と出会う場』は、オンライン/オフラインの垣根がなくなりつつあります。アプリをご利用頂くお客さまはブランドロイヤリティ―が高く、より良い体験を求めています。ローズバッドのお客さまは、スタッフ一人一人が築き上げてきたものであり、スタッフとお客さまがアプリを通してシームレスにつながり、より良い体験の場を提供しコミュニケートできるアプリを実現していきたいです」と話す。

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