2024.04.27

カクヤス、「お酒だけじゃない!」商品の注文も増加 物流まで自社で行うPB「Kprice」を展開

マーケティング部BtoCマーケティング課の荒川友希主任

酒類ECを展開するカクヤスは、通販サイト「カクヤスネットショッピング」を運営している。

同社の通販・EC事業の売り上げのうち、約7割がECによるもの。残りの約3割は電話注文経由だという。

「カクヤスネットショッピング」では、「お酒」だけではなく、「コメ」から「飲料(水、お茶類、ジュース)」「洗剤などの日用品」「シニア向けの介護用品」「猫砂・ドッグフードなどのペット用品」「乳製品などの冷蔵品」まで、幅広い商品を取り扱っている。

同社のプライベートブランド「Kprice(ケープライス)」の開発・展開にも力を入れているようだ。
同PBでは、酒やお茶、水など、コストパフォーマンスの高い商品を販売しているという。

同社では、”顧客の要望に応えられる流通のインフラ”を志向しており、従来から取り扱っていた、お酒以外のカテゴリーを強化しているという。

マーケティング部BtoCマーケティング課の荒川友希主任は、「近年、『お酒だけじゃない!』とPRキャンペーンなどを行っており、実際注文も増えている。お酒以外の商品の売り上げ構成比も、2021年と比べて年々増加している」そうだ。
「お客さまの暮らしに寄り添った商品を提供していく。お客さまには、”インフラ”として活用してもらいたい」と話す。


▲「K-price おいしい天然水」

同サイトで注文すると、東京・神奈川・埼玉・大阪などの一部地域なら、最短1時間での即日配送が可能だとしている。対象区域内であれば、1品から送料無料で配達するとしている。

同社の物流は、全て自社で行っている。全国に約250ヵ所の配達拠点があるという。

同社では現在、小型出荷倉庫の増設を進めているそうだ。「小型出荷倉庫の増設を進めることで、配達の効率化を図っている。さらに、軽自動車だけでなく、リヤカーや台車など、さまざまなツールを駆使して配達を行っている。免許を持たない当社のメンバーも、配達作業を行うことができる」と話す。

リヤカーや台車を利用することで、GHG(温室効果ガス)排出などの環境負荷の軽減を目指している。

多様な人材が活躍できる体制を作り、サステナブルな拠点運営を行っていきたいとしている。




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