2020.06.25

honu加藤珈琲店、EC売上20億円に 広告抑え、営業益2倍

コーヒー豆などを販売するhonu加藤珈琲店の2020年2月期のEC売上高は、前期比横ばいの20憶円となった。ECモールへの広告など販促費を削減し、利益は大幅に改善したという。
 
前期は9割以上の商品の販売価格を5~10%ほど引き上げた。楽天市場やヤフーショッピングへの広告を前期より3割ほど抑制し、コストを削減した。
 
具体的な数値は非公開だが、2020年2月期の営業利益は前年から2倍ほど伸長したという。
 
今期は新型コロナウイルスの影響により、4~5月のEC売り上げが前年同期間比10%増で推移したとしている。
 
商品と地域によっては、翌日配送に対応し、梱包や包装のデザインを定期的に変更したほか、顧客へのメール返信のスピードを速めた。ケーキやスイーツなどのメニューを加え、リピーターの増加につなげた。リピート率は6割を超えているとしている。
 
下玉利昌人常務は、「リピーターが定着したことにより、大幅な減収にはならなかった。今期も引き続き利益の改善を図っていきたい」と話す。


「加藤珈琲店」

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