2020.06.25

青山商事、EC連携の接客システム「デジタル・ラボ」を関西4店鋪に導入

接客システム「デジタル・ラボ」の使用イメージ

青山商事は6月22日、デジタルとリアルを融合した接客システム「デジタル・ラボ(デジラボ)」を関西のリアル店舗4店舗に導入すると発表した。店内に陳列できない在庫をデジタル上で可視化し、品ぞろえを拡充する。関西エリアにも導入店舗を広げ、オムニチャネル化の推進を図る。
 
導入が決まったのは、「洋服の青山」の「リンクスウメダ店」「心斎橋店」「京都河原町店」「三宮店」の4店舗。6月24日から順次運用を開始していく。関西エリアへの「デジラボ」導入は今回が初となる。
 
「デジラボ」導入により、売り場面積が限られた狭小店の品ぞろえ不足を補う。スーツ売り場の一部を縮小し、強化しているオーダースーツコーナーやカジュアル商品の売り場を拡充。多様化するビジネススタイルに訴求する売り場作りも実現する計画だ。
 
「デジラボ」は、青山商事がデジタル戦略の主要事業として、16年から運用開始した接客システム。店頭に設置した大型のデジタルサイネージやタブレット端末から、利用者が商品情報やシーンに合わせた購入提案を取得できる。
 
表示商品は、ECサイト上で展開する1000万点以上の在庫と、「洋服の青山」の全795店舗にある在庫が連動している。購入商品は自宅への配送となり、利用者は手ぶらでの帰宅が可能。
 
「デジラボ」を導入するリアル店舗は合計で31店舗となる。

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