2020.06.21

【ECソリューションマップ2020〈ECサイト構築サービス編〉】「Cafe24」〉無料開設から本格展開へ 海外販売も実現、AIツールで効率化

TSI ECストラテジーが「Cafe24」を採用して開設した韓国ファッションモール「MORUGI」

TSIグループが採用


Cafe24Japan(カフェ24ジャパン)が提供する「Cafe24」は、グローバルで導入実績のあるECサイト構築サービスだ。初期・月額無料でECサイトを開設でき、本格的なサービスを提供できる。アパレル大手・TSIホールディングス傘下のTSI ECストラテジーは、「Cafe24」を採用し、韓国ファッションモール「MORUGI(モルジ)」を開設している。

Cafe24は日本を含め、中国、韓国、台湾、ベトナムなど海外拠点を設置し、さまざまな言語圏向けのECをサポートしている。アマゾン、アリババ、ペイパル、アリペイなど有数のグローバル企業と連携し、信頼性の高いサービスを提供している。

日本では無料で国内向けのECサイトを構築できるだけでなく、英語や中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、ベトナム語、スペイン語など、日本語以外に7つの言語に対応した越境ECサイトを運営することも可能。多言語対応も販売手数料は無料だ。売り上げ向上につながるレビュー管理ツールなどは費用がかかる。

カートシステムだけではなく、モール連携やマーケティング、海外決済・配送など、越境ECに必要なさまざまなサービスをプラットフォーム上で提供している。

商品登録、バナー設定楽に


AIを活用したコンテンツ作成ツール「Edibot(エディボット)シリーズ」も無料。手軽に業務を効率化できる。

「Edibot」は商品画像をAIが自動分析し、モデルと色を自動で分類する。商品登録の時間と手間を大幅に短縮できる。自動翻訳機能も付いており、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ベトナム語などに商品情報を変換する。

「Edibotバナー」はテンプレートに画像やテキストを入力するだけで、手軽にポップアップやバナーを作成できる。「Edibotデザイン」は、ドラッグ・アンド・ドロップで簡単にECサイトのデザイン作成や編集が可能。HTMLなど専門知識がない初心者でも、数回クリックするたけで完成度の高いECサイトを作成できる。

グローバルで磨きをかけたサービスを日本でも低コストで提供することで、幅広い導入企業を獲得したい考えだ。


「Cafe24」


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