2020.06.11

大日本印刷、オンライン図書カードが急増 新型コロナで需要が拡大

大日本印刷では、発行しているオンラインで使用できる図書カードの利用が急増している。3月中旬から利用が拡大、図書カードによる5月度の売上高は2月度と比べて約4倍となった。新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が影響した。
 
発行する「図書カードネットギフト」は、大日本印刷が丸善ジュンク堂書店などと共同運営している、ネット書店とリアル書店を連携させた「honto(ホント)」のほか、ブックモールジャパンが運営する参考書や問題集の通販サイトなどで利用できる。



「コロナ禍で急に使われ始めた印象」(ハイブリッド書店企画ユニット事業推進グループ)としている。全国に緊急事態宣言が出された4月からオンラインの利用が伸び始めた。児童書や学習参考書の通販が好調という。
 
3月中旬、通販の配送料無料の基準を一時的に引き下げ、1000円以上購入した場合は配送無料化とした。新規顧客拡大を後押ししたとしている。

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